レッドソックス松坂大輔投手(29)の今季の公式戦初登板が5日(日本時間6日)、4月中旬までずれ込む見込みとなった。

 松坂はこの日、キャンプ前に背中の張りを訴えてからでは初めて捕手を座らせて12球を投げた。肩慣らし程度の球も含めると58球の投球練習。今後、ブルペンの投球や打撃投手を経て、オープン戦初登板は3月半ばになる。ファレル投手コーチは「ほかの投手と同様、オープン戦は大体25イニング」を投げると説明。少なくとも6試合に投げることになり、仕上がるまでに20日前後は必要になる。

 チームは開幕戦から10日間で試合のない日が3日あり、最初の3カード9試合は先発投手を4人で回せる。このため、松坂の初登板は4月16日(同17日)のレイズ戦以降になる可能性が強くなった。(共同)