ブレーブス川上憲伸投手(35)が戦力外となって40人の登録枠を外れ、傘下のマイナー、2Aに降格したことが13日、分かった。球団は日本の球団を中心にトレード先を探している。大リーグ公式ホームページ(HP)など複数の米メディアが伝えた。

 ブレーブスは来季の先発候補が固まっており、川上の3年契約最終年となる来季の年俸667万ドル(約5億6000万円)の一部を負担し、獲得できる球団を求めている。同HPによると、日本の移籍先候補としては巨人、日本ハムが挙げられているが、本人は米国でのプレーを希望しているという。

 川上は今季、開幕から9連敗するなど18試合で1勝10敗、防御率5・15。8月に約3週間マイナーで調整するも復調できず、プレーオフでも登録を外れた。2年間の通算は50試合に登板し、8勝22敗1セーブ、防御率4・32。