右肘の張りで先月28日に投げてから実戦を離れていたオリオールズ上原浩治投手(35)が、マイナーの試合で復帰登板を果たした。打者3人に12球を投じ、フォークボールで1三振を奪うなど危なげない内容だった。

 試運転といった感じで「きょうは7、8割。投げられるかどうかを確認した。体は悪くない。気持ちは開幕に向かっている」と先を見据えた。

 視察したコナー投手コーチは「全く問題なかった。このまま何もなければ、開幕に間に合う可能性は十分ある」と評した。次回は24日か25日を予定し、オープン戦期間中に2、3度の実戦登板を考えているという。