<ワールドシリーズ:カージナルス10-9レンジャーズ>◇第6戦◇27日(日本時間28日)◇ブッシュスタジアム

 先発はレンジャーズが元広島のルイス、カージナルスは左腕ガルシアで、第2戦と同じ顔合わせ。レンジャーズの上原と建山は出場登録を外れている。

 初回にレンジャーズがハミルトンの適時打で1点を先制したが、その裏、2死一塁からバークマンが左中間に逆転の2ランを放ち、2-1とリードした。

 2回表、レンジャーズは2死三塁からキンスラーが左中間を破る二塁打を放ち、2-2の同点に追いついた。

 4回表、カージナルスは2番手サラスが登板。レンジャーズは相手失策で無死二塁とし、ナポリが右翼線を破って3-2と勝ち越した。

 4回裏、カージナルスは相手失策と四球などで1死一、三塁とし、モリーナの三ゴロで3-3の同点に追いついた。

 5回表、レンジャーズは相手失策で無死一塁とし、ヤングが左中間を破る二塁打を放ち4-3と勝ち越した。

 6回表、カージナルスは3番手リンが登板。無失点に抑えた。

 6回裏、カージナルスは内野安打と相手失策などで1死満塁とし、レンジャーズ2番手オガンドからモリーナが四球を選び押し出しで4-4の同点。2死からプント四球で満塁となったところで、レンジャーズは3番手で左腕ホランドを投入。無失点に抑えた。

 7回表、レンジャーズは無死からA・ベルトレがバックスクリーン右に、続くクルーズが左翼席へと運ぶ連続本塁打で6-4と勝ち越した。2死一塁となったところでカージナルスは4番手ドテル登板。暴投で走者が二塁に進んだ後、キンスラーが適時打を放ち、レンジャーズはリードを広げた。

 7回裏はレンジャーズ・ホランドが3者凡退に抑えた。

 8回表、カージナルスは5番手ゼプチンスキーが登板。3者凡退に抑えた。7-4でレンジャーズが3点リードしている。

 8回裏、カージナルスは1死からクレイグが左翼へソロ本塁打を放ち、5-7と2点差に迫った。2死一塁となったところで、レンジャーズは4番手アダムズが登板。カージナルスは3連打で2死満塁とチャンスを広げたが、アダムズに抑えられ、2点ビハインドのまま最終回へ。

 9回表、カージナルスは6番手モットが登板。

 9回裏、レンジャーズは5番手フェリスが登板。カージナルスは2死一、二塁からフリースが右翼越えの三塁打を放って7-7の同点に追いつき、延長戦へ突入した。

 10回表、レンジャーズは無死一塁からハミルトンが右翼越えの2ラン本塁打を放ち、9-7とリードを奪った。

 10回裏、レンジャーズは6番手オリバーが登板。カージナルスは2連打と犠打で1死二、三塁とし、7番手フェルドマンが登板。カージナルスはテリオの三ゴロで1点を返し、プホルス敬遠後の2死一、二塁でバークマンが適時中前打を放ち、9-9の同点に追いついた。

 11回表、カージナルスは7番手ウエストブルックが登板し、無失点に抑えた。

 11回裏、レンジャーズは8番手ロウが登板。カージナルス先頭のフリースがバックスクリーンへ飛び込むサヨナラ本塁打を放ち、10-9で勝ち、対戦成績を3勝3敗とした。