マリナーズ岩隈久志投手がブルペンでキャンプ最多の60球を投げた。「コースを意識して(体の)バランスを感じながら」とさまざまな球種を試し「だいぶ良くなってきた。(ここまでで)一番良かったのかなと思う」と明るい顔だった。

 試合から中1日でのブルペン入りは初めてになる。チーム方針に従った新しい調整法だが「意外と感じが良かった。強く投げるよりも体をほぐすイメージ」と気に入った様子だ。

 5日のパドレス戦では正捕手オリボとの呼吸がいまひとつ合わなかったが「球種の順番や得点圏での入り方など」をよく話し合えたという。次回の登板は10日のドジャース戦だ。