<オープン戦:インディアンス8-8レンジャーズ>◇13日(日本時間14日)◇アリゾナ州グッドイヤー

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)が2度目のオープン戦登板で、大乱調を見せた。パドレス戦に先発し、3三振、1併殺と好材料もあったが3回を3安打4四球で2失点。予定していた50球の球数制限を超える61球を費やす、苦心のマウンドになった。コンビを組んだ捕手のトレアルバが2度、盗塁を阻止するなど味方にも救われ、大量失点だけは免れた。ダルビッシュは「コンディショニング的にいい状態ではなく、ボールがバラけていた」と自己分析。それでも納得はしており「トレアルバがいなかったら10点くらい取られていた」と笑顔でジョークを飛ばす余裕もあった。