<インディアンス3-2エンゼルス>◇27日(日本時間28日)◇プログレッシブフィールド

 エンゼルス高橋尚成投手が同点を許した。2-0の7回から登板して1死二塁を迎えると、1番ブラントリーに内角の変化球を打たれた。中越え二塁打で1点を失い「追い込んでから完璧に打たれているようじゃ、まだまだ」と悔しがった。

 この時点で降板を告げられ、後続の投手が適時打を許したために高橋に2失点が記録された。過去2試合は無失点だったが、ともに劣勢の場面での登板。この日は6回無失点の先発ウィーバーに代わってマウンドに上がったが、ベンチの期待に応えられなかった。

 ベテラン左腕は「抑えるときもあれば打たれるときもある。シーズンは長いので前向きにやっていかないといけない」と気持ちの切り替えが大事と強調した。

 救援陣は試合前、不調が続くウォルデンに代わってダウンズを抑えに回す配置転換が取られた。その救援陣が3失点してのサヨナラ負け。投打の歯車がかみ合わず5連敗し、同じア・リーグ西地区のレンジャーズに首位快走を許している。