レッドソックスは20日、右肘手術からの復帰を目指す松坂大輔投手(31)が首の右側から背中にかけての張りのため、22日(日本時間23日)に予定していた傘下マイナー、3Aポータケットでのリハビリ登板を回避すると発表した。松坂はこの日、首の付け根から背中にかけて広がる右僧帽筋の張りを取り除くための注射を受けた。

 昨年6月に手術を受けた松坂は4月23日からマイナーでのリハビリ登板を開始。故障者リスト入りしたままマイナーの公式戦に出場できる期間は30日間までと規定で決められているため、22日の登板が期間中最後の登板となるはずだった。チームによると松坂は19日にリハビリ登板期間から外れており、7日間は公式戦に登板できないが、故障者リストには入ったまま最短で26日から新たに30日間のリハビリ登板期間を開始することが可能になるという。

 松坂はここまでマイナーで5試合に登板し、3Aで先発した前回17日は7回2死まで投げ5失点だった。