ソフトバンクを退団しマイナー契約でジャイアンツに入団したブラッド・ペニー投手(34)が12日、米復帰戦で防御率81・00と打ち込まれた。傘下3Aフレズノで公式戦初マウンドに上がり、アスレチックス傘下サクラメント戦で5-2の7回に3番手で救援。先頭打者を見逃し三振に仕留める立ち上がりも、連続四球と遊撃手の失策で1死満塁とされ、次打者に2点二塁打を許した。続く通算555本塁打のマニー・ラミレス(40=前レイズ)にも逆転の2点打を浴びて降板した。

 試合前にはツイッターで「今夜は初登板。1イニングを予定」と上機嫌で報告したが、結局1死しか奪えず、2安打2四球で5失点(自責3)と試合を壊した。味方打線が追いついて敗戦投手こそ免れたが、前途多難な復帰戦になった。