<ヤンキース6-0ブルージェイズ>◇18日(日本時間19日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキース黒田博樹投手(37)がブルージェイズ打線を7回4安打に抑える力投で、メジャー50勝目を飾った。シンカーを軸とし、切れのあるスプリットで敵を翻弄した。1回と7回には走者を三塁まで進めたが、イニング毎に対戦した打者の数は最大で5人(7回)。テンポいい投球でアウトの山を築き上げた。

 悪天候のため、試合開始が51分遅れるという悪条件の中での登板となったが、7回を4安打1死球5奪三振で零封。降雨のために、試合は7回表終了後にコールドゲームとなり、メジャー3度目の完封勝利を収めた。これで今季は9勝7敗。防御率は3・46。黒田は「50勝するために来たわけではないが、1つでも多く勝てることはいいこと。また、次の51勝を目指して調整します」と話した。