<ブルワーズ10-1アストロズ>◇31日(日本時間1日)◇ミラーパーク

 ブルワーズ青木宣親外野手が、1回に先頭打者安打を放った。左腕カイケルの緩い変化球にタイミングを崩されることなくバットを振り抜き、投手の足元を抜く中前打とした。

 1死一、二塁からは三塁へ重盗を決め、今季13個目の盗塁を記録。4番打者ラミレスの適時打で先制のホームを踏んだ。

 これで連続試合安打を5に伸ばしたが「点にもつながったと思うし、それなりに仕事はできた」と話す一方で「個人的には物足りない。紙一重と言えば紙一重。そんなに悪くないけど、もう少し振り抜いていれば、というのはある」と、安打が1本で終わったことに納得がいかない様子だった。

 ただ、チームは10-1と快勝。青木は「久しぶりにすっきりした感じ。(打席での)ストレスは明日晴らしたい」と、気持ちを切り替えていた。