<パドレス6-3ヤンキース>◇4日(日本時間5日)◇ペトコパーク

 ヤンキース・イチロー外野手(39)が、「1番右翼」で出場し、4打数無安打で7回の守備から交代した。

 1回第1打席は二ゴロ、3回2死一塁は空振り三振、6回1死無走者で中飛、7回2死無走者で遊ゴロに倒れ、これで7打席連続無安打となった。打率は2割7分5厘。

 チームは先発右腕ヒューズが崩れて3回途中で降板し、攻撃陣は中盤以降追い上げたが及ばなかった。右ふくらはぎを痛めて2試合連続欠場したデレク・ジーター内野手(39)は軽度の筋肉損傷であることが判明し、再びチームに暗雲が垂れ込めた。

 また薬物使用で5日に処分が発表される予定のアレックス・ロドリゲス内野手(38)が、遠征先のシカゴでチームに合流する予定で、不振のチームは野球以外でもごたつく状況となった。

 イチローは薬物騒動について問われ「薬に対する知識がなさ過ぎてよく分からない。話に聞いたことがあっても本当かどうか分からないし」と話した。