<レッドソックス3-9ヤンキース>◇22日◇フェンウェイパーク

 ヤンキース田中将大投手が敵地フェンウェイパークで初めてレッドソックスを相手に先発した。

 7回1/3を投げて2本塁打を許したものの、7安打2失点無四球、7奪三振の好投で3勝目(0敗)を飾った。昨季のワールドシリーズを制したライバルを相手に、エース左腕レスターと投げ合った。

 田中はレギュラーシーズンでは楽天時代の2012年8月26日から負けておらず、日米を合わせた連勝は「31」となった。

 初回に1死から二塁打を許したが、3番オルティス、4番ナポリをスプリットで連続空振り三振にきって取った。

 快調に抑えていたが、4回に3番オルティス、4番ナポリに連続ソロ本塁打を打たれた。その後は要所を締めた。8回最初の打者を空振りでこの日7個目の三振を奪い、7回1/3、105球を投げたところでマウンドを降りた。

 打線は1回表にジーター、ベルトランの適時打で2点を先制。3回にはテシェイラ、マキャンの適時打で2点が入り、4点リードの展開。5回には敵失やジーターの適時打などで4点追加。8回にはベルトランがソロ本塁打を放ち、大量9点の援護だった。