カブスは22日、傘下マイナー3Aアイオワの和田毅投手(33)とメジャー契約を結んだと発表した。昇格の前提となる40人枠に入り、3Aでプレーを続ける。米球界3年目の左腕がメジャーデビューに向けて一歩前進した。

 カブスは主力投手のトレード交渉を進めており、成立後にローテーションの穴を埋める形で和田が昇格するとみられる。

 和田はソフトバンクから2012年にオリオールズ入り。同年5月に左肘靱帯(じんたい)の修復手術を受け、メジャーでの登板がない。今季はカブス傘下の3Aで14試合に登板して7勝(4敗)をマークし、防御率2・81と好投を続けている。