<カブス7-1ブルワーズ>◇2日(日本時間3日)◇リグリーフィールド

 カブスがリードして迎えた9回、地元の観客が盛り上がる中で登場した藤川球児投手は「(興奮を)感じたかったけど、余裕はなかった」と明かした。

 ブルペンから変化球の調子が悪かったそうで「真っすぐでいったろうと思って投げた」という。1死一塁から前回の対戦で本塁打を食らっているレイノルズを歩かせてピンチに。それでも速球主体の投球を貫き、次打者を中飛、最後は空振り三振に仕留めた。

 昨年6月に右肘を手術した右腕は「またちょっと、腕が強くなればいい」と、まずまずの表情だった。