<ロイヤルズ2-3タイガース>◇20日(日本時間21日)◇カウフマンスタジアム

 ロイヤルズ青木宣親外野手(32)が5試合ぶりに無安打で終わった。3打数無安打2犠打で、打率は2割8分2厘となった。

 2番打者に徹した一日となった。1回無死二塁の第1打席は、三塁方向への送りバントで1死三塁とし、先制のチャンスを生んだが、後続が2三振に倒れた。同じく0-0の同点で迎えた3回無死一、二塁の第2打席でも、投手前に送りバントを決めて1死二、三塁としたが、ここでも後続は凡退。5回1死一塁の第3打席では二ゴロで走者を進めたが得点には結びつかなかった。

 青木は「こっちもチャンスを作っていたけど、なかなか1本が出ずに最後までああいう形になってしまった。今日の試合もまた負けて残念ですけど、まだ試合数は残っているし、望みをつなぐためにも明日(白星を)取って、と思っています」と話した。

 ロイヤルズは首位タイガースに痛い連敗。2・5ゲーム差に開いた。