<ホワイトソックス1-3ロイヤルズ>◇26日(日本時間27日)◇USセルラーフィールド

 ロイヤルズ青木宣親外野手(32)が貴重な先制点を生む右翼線三塁打を放ち、チーム29年ぶりのプレーオフ進出に大貢献した。

 勝てばプレーオフ進出が決まるこの日。初回に先頭エスコバルが左前打で出塁すると、打席に立った青木はホ軍先発ノエシの2球目速球を右翼線三塁打として先制点をたたき出した。自らも続くケインの中前打で生還し、試合の流れを呼び込んだ。第2打席は左飛、第3打席は遊ゴロに倒れ、3打数1安打1打点1得点。打率は2割8分3厘。

 勝利が決まった瞬間にグラウンドに飛び出し、歓喜の輪に加わった青木は「うれしいですね。まだプレーオフが決まっただけだけど、本当にうれしいこと」と満面の笑み。クラブハウスに移動するとシャンパンファイトで喜びを爆発させた。