<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ジャイアンツ5-4カージナルス>◇第3戦◇14日(日本時間15日)◇AT&Tパーク

 カージナルスは守備が乱れてサヨナラ負けを喫した。延長10回無死一、二塁からの投前バントを、5番手のチョートが一塁に悪送球してあっけなく幕切れを迎えた。

 1回に4失点したラッキーが2回以降は踏ん張り、打線はウォンの2点三塁打などで反撃し、7回に追いついた。左脇腹を痛めた正捕手モリーナを使うのが難しい中、サヨナラ勝ちした第2戦のように食らいついたが及ばなかった。

 フル出場した捕手のピアジンスキーは「どんな負け方でも1敗は1敗。まだあしたがある」と気持ちの切り替えを強調した。