ア・リーグを制したロイヤルズは17日、本拠地カンザスシティーのカウフマンスタジアムで21日(日本時間22日)に開幕するワールドシリーズに向けて全体練習を行い、青木宣親外野手は打撃練習に取り組んだ。

 ナ・リーグを制したジャイアンツは5年間で3度目となるワールドシリーズ進出で、過去2度はともに頂点に立っている。対するロイヤルズは優勝した1985年以来29年ぶりとなるシリーズに臨む。青木は「倒せるように意識してやりたい」と意気込みを口にした。

 2012年はテレビのゲスト解説者としてジャイアンツの優勝を観戦したといい「やはり中に入ってプレーする方が好き。その時からそういう思いを持っていた。最高の舞台で思い切ってやりたい」と気持ちを奮い立たせていた。

 ロイヤルズのヨースト監督はジャイアンツの本拠地サンフランシスコのあるカリフォルニア州北部の出身で「ジャイアンツのファンとして育った」という。「投手陣も守備陣も素晴らしい。いいシリーズになると思う」と相手に敬意を表した。