ジャイアンツとアスレチックスをワールドシリーズに導いた元監督のアルビン・ダーク氏が13日に死去したと同日、大リーグ公式サイトが伝えた。92歳だった。ジャイアンツを率いた1962年は敗れたが、アスレチックスを指揮した74年にはワールドシリーズを制した。

 選手時代は主に遊撃手として活躍し、ジャイアンツ在籍時の54年にワールドシリーズ制覇に貢献。通算2089安打を記録し、オールスター戦に3度選ばれた。大学時代はアメリカンフットボールのスター選手でもあり、NFLのドラフト会議で指名された。