右ひじの違和感を訴えるオリオールズ上原浩治投手(34)に25日、リリーフ転向案が浮上した。23日のマーリンズ戦で途中降板した症状は「昨日と変わらない」と、トレーナーの指示で2日続けて投球練習を自重した。トレンブリー監督は「26日にチームドクターの診察を受けてもらう」と、前日まで不要としていた整形外科医の診断を仰ぐと明言。質問がリリーフへの転向案に及ぶと、「まずは病院に行ってからだが、オールスター休みまでに検討の余地はあるかもしれない」と微妙に態度を変えた。

 現状では先発を最低1回飛ばすことは避けられず、オ軍も25日に3Aで先発した右腕ヘルナンデスを早めに降板させて代役の準備を整えている。