エンゼルスへの移籍が正式決定した松井秀喜外野手(35)の代理人アーン・テレム氏は16日(日本時間17日)、ハフィントン・ポスト電子版でコラムを掲載し、エンゼルス入団に至るまでの経緯を明かした。「ヒデキにとってブロンクス(ヤ軍の別名)を去るというのは、難しい決断だった。ピンストライプでキャリアを終えたいと願っていたから」と残留希望も、「ヤンキースにとって、ヒデキとの再契約は優先事項にないことが明白だった」と決別を選択。「残留できないとなれば、彼の希望はエンゼルスとレッドソックスの2球団に絞られた」とヤ軍の宿敵からも獲得打診があったことを示唆し、「ただオルティスという毎日出場する指名打者がいる限り、現実的な選択肢にはなりえなかった」とエ軍移籍に落ち着いたという。