メジャー2年目のレッドソックス田沢純一投手(23)は今季、中継ぎに限定されることになった。26日(日本時間27日)、ファレル投手コーチが「彼を中継ぎとして考えている」と明かした。昨年は主に2Aで先発し、8月にメジャー昇格し2勝を挙げた。キャンプ前は「先発も中継ぎもできるように」と首脳陣から伝えられていたが、同コーチは3月のオープン戦で中継ぎテストする意向だ。

 現時点で先発はベケット、レスター、ラッキー、松坂、バックホルツの5人が有力。ウェークフィールドらも候補に控え、田沢は中継ぎ6人の枠を争う。この日は初のフリー打撃に登板。マイナー選手に39球を投げ安打性6本。うち2本塁打を浴びた。田沢は「疲れもあってコントロールが甘くなった」と反省。起用方針には「球団の考え方に従い、任せられた場面に対応していきたい」と覚悟していた。(フォートマイヤーズ=山内崇章)