<アストロズ2-4ドジャース>◇10日(日本時間11日)◇ミニッツメイドパーク

 ドジャース先発の黒田博樹投手(35)は6回を4安打1失点に抑え、勝利投手の権利を得たまま降板したが、中継ぎ陣が同点とされ、11勝目はならなかった。「調子自体はあまりよくなかった」というものの、スライダーを軸に内外角を大胆に攻め、4回2死まで安打を許さなかった。今季19度目のクオリティースタート(先発6回以上、自責点3以下)で試合を作ったが、打線の援護がなく「勝ち負けは(自分では)どうすることもできないって、今年はつくづく感じている」と苦笑いだった。次回は17日(同18日)ロッキーズ戦で今季18勝のヒメネスと投げ合う予定だ。(ヒューストン=佐藤直子通信員)