レッドソックスが8日(日本時間9日)、ロッテからFA宣言した小林宏之投手(32)の獲得に強い興味を示していることが分かった。ドジャース、ダイヤモンドバックスもリストアップしているものの、米球界関係者は「レッドソックスが獲得候補として調査を進めているようだ」と明かした。レ軍は、今季途中でデルカーメン、ラミレスの中継ぎ右腕を放出。さらに、岡島の去就も未定でブルペンの強化は最重要課題となっている。

 レ軍はクロフォードを獲得し、野手の補強は完了。救援陣の強化へシフトチェンジしていく。守護神にパペルボンがいるため、獲得が実現すれば、セットアッパーとして起用されることになりそう。越年も覚悟しているが、日本でも人気の強豪が獲得に乗り出せば、争奪戦がヒートアップしてくる。(佐藤直子通信員)