レンジャーズ建山義紀投手(35)が15日(日本時間16日)、17日のキャンプインに向け、改めて抱負を語った。7日の現地入り後、すでに3回のブルペン投球を行い、「そろそろ試合で投げられます」と体調は良好。滑るボールや硬いマウンドへの対応も「クリアできた」と不安はない。この日は元広島の先発ルイスとあいさつを交わし「Baseball

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 baseball(野球はどこでやっても野球だ)」と激励された。治療スタッフには元巨人のカムストック氏がおり、日米を知る2人の存在は心強い。もっとも、メジャー枠は保証されておらず、競争を勝ち抜くことが先決。「メジャーに残って50試合は投げたいですね」。意気込みを語る35歳のルーキーの目は、少年のようだった。(サプライズ=四竈衛)