米アリゾナ州で開催中のウインターリーグに出場している吉田えり投手(19=ユマ)が15日(日本時間16日)、アーマダ戦に先発し、2回1安打無失点と好投した。初回、2死球などで招いた2死満塁のピンチをしのぐと、2回はテンポ良く10球で3者凡退。今リーグ登板4試合目で初めて無失点に抑えた。新フォームで切れを増したというナックルが決まり、26球のうち16球がストライク。2三振を含む11球で空振りを奪った。前日に更新したブログでは「試合になると昔の感覚に戻ってしまう。分かっていることができなくて、自分にいら立っています」と悩みを打ち明けていたが、ようやく調子を上げてきた。