ツインズ西岡剛内野手(26)が、歴代8位の通算589本塁打を誇る強打者トーミに圧倒された。20日(日本時間21日)、野手合同自主トレに参加。バブラ打撃コーチの計らいにより、トーミ、クーベル、カダイヤーと同組でフリー打撃を行った。打席ごとにコーチが状況を設定するツ軍流のフリー打撃を体感。特に、軽くスイングするだけで柵越えを連発するトーミの姿を目の当たりにし「これがメジャーなんだ、と感じさせられましたね」と目を丸くした。自身は約40スイングのうち柵越えは1本だったが「力みまくってましたね。僕も遠くに飛ばさないと非力に感じるので」と苦笑いだった。

 ホワイトソックス時代に井口(現ロッテ)と同僚だったトーミは「井口と二遊間を組んでいたらしいね。ニシがチームに慣れるように、いつでも力を貸すよ」と全面サポートを約束。西岡は「井口さんから超ナイスガイって聞いていたけど、その通り。“お父さん”って感じの温かさがありますね」と、トーミの懐の大きな歓迎に感激ひとしおだった。(フォートマイヤーズ=佐藤直子通信員)