左脇腹の筋肉損傷でリハビリ中のブルワーズ斎藤隆投手(41)が、復帰への見通しの立たない状況であることが16日、分かった。レネキー監督が遠征先のドジャースタジアムで現状を説明。「痛みはないが張りは残っている。まだ50~60%の状態」と話した。斎藤はチームの遠征には同行せず、本拠地ミルウォーキーでリハビリに専念。5日ほど前から軽いキャッチボールを開始し、現在は90~100フィート(約27~30メートル)の距離で投げているという。4月11日に左太もも裏痛で故障者リスト入りし、同28日に復帰に向けて3Aの試合に登板中、脇腹を痛めた。同監督は「まだやらなければならないことがたくさんある。時間がかかる」との見解を示した。(ロサンゼルス=水次祥子)