日本がWBC参加を決めたことに、日本人メジャーの反応はさまざまだった。ヤンキースのイチロー外野手(38)は「(携帯の)絵文字でいうところの『苦笑いに汗』という感じが一番(自分の)気持ちを表すかな」と独特の表現で感想を語った。これまで所属したマリナーズでは絶対的存在で、過去2大会に出場して中心選手として活躍した。ヤ軍に移籍し、今オフは去就の見通しも立たない現状だけに「察して下さい」と話すにとどめた。

 マリナーズ岩隈久志投手(31)は「僕は出るべきだと思う。日の丸を背負うという誇り、自覚とか、絶対にあった方がいい」と代表の意義を強調した。川崎宗則内野手(31)は「選手会で決めたことなので良かったと思う」。ヤンキース黒田博樹投手(37)は「いろんな要望を出して、ある程度解決できた結果」と喜んだ。レッドソックス田沢純一投手(26)は「選ばれなかったらどうしようもない。今は与えられたところで頑張るだけ」と初代表入りへ意欲を見せた。