ロイヤルズ青木宣親外野手(32)は、ワールドシリーズ(WS)でも「2番右翼」で先発する。18日(日本時間19日)、本拠地カンザスシティーで21日(同22日)に開幕するWSに向けて全体練習を行い、ヨースト監督は指名打者制のあるホームでこれまでと同じ打順を組む方針を明言。青木は第1、2戦で2番に入ることになる。

 青木も準備は出来ている。打撃練習では右翼への柵越えも放ち「(WSで本塁打を)1本打ちたい欲はある。でもそれより(単打)4本」と、これまでと同様にチャンスメークの役割を果たす腹づもりだ。WSを3日後に控えたチーム状況については「みんな今は楽しく野球をやっているという感じ。これからきつい戦いが待っているし、そのためにも今の過ごし方が大切」とリラックスした様子で調整していた。

 第1戦にエースのシールズ、第2戦はベンチュラが先発することが決まった。ポストシーズン8勝無敗で迎える世界一決戦。チーム全体で士気を高めていく。