広島の新外国人のクリス・ジョンソン投手(30=ツインズ3A)が9日、初のオープン戦登板となる10日の阪神戦(甲子園)に向けて屋内練習場で調整を行った。

 本拠地マツダスタジアム以外での初登板に「甲子園のマウンドの土質は柔らかいと聞いている。考慮してやりたい」と話した。

 初の対外試合登板となった5日の社会人オール広島戦では、3回無安打無失点に抑えた。対戦相手よりも自身の調整を重視してきた助っ人左腕の調整は、プロ球団を相手に本格化する。「自分が(スケジュールを)設定した中でしっかり投げられている。その日によっていい球も悪い球もあるが、その波を最小限にしてベストを尽くすだけ」。先発が予想される開幕2戦目の3月28日ヤクルトへ向け、阪神打線を相手に腕試しだ。