先発した野村祐輔投手(25)が緊急降板した。1回2死からマートンの打球を右手甲に受け、1回を投げきったところで降板となった。

 1度グラブに当たっていたことがクッションとなり、病院へは行かずにアイシングで処置。松原慶直トレーナーは「緊急を要しないと判断した。経過を見たい」と話した。大事には至らず、今後も開幕に向けて調整していく見込みだ。

 急きょ登板の九里亜蓮投手(23)は、3回2安打無失点と好投。しかし、5回に登板したドラフト6位の飯田哲矢投手(23=JR東日本)と小野淳平投手(27)が、阪神打線に打者一巡7者連続得点の猛攻を受けて、7点を失った。