巨人は12日、内海哲也投手(32)は左前腕部に炎症があるため、同日から2軍で調整すると発表した。内海は川崎市内のジャイアンツ球場で行われた2軍の全体練習に参加。ボールは投げなかったが、投手陣のノックでは笑顔で声を張り上げて盛り上げた。練習後は「僕からは何もありません」と詳細は語らなかった。

 全治は不明だが、27日から始まる開幕ローテーションからは外れる。4日の日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)で3回無失点と好投した後はボールを極力使わずに練習を続けており、斎藤投手コーチは「開幕は厳しいでしょう。この時期に投げられていないですから」と説明。復帰までの期限を設けずリハビリに集中していく。患部以外に問題なく、この日は走り込みも実施した。内海は「焦って頑張ります」と、早期復帰を目指すと誓った。