DeNAに連敗した広島緒方孝市監督(46)のコメント。

 -追いかける展開だった

 緒方監督 相手がやりたい野球をどんどんやられる。機動力を使われて、中軸でドカンとやられてしまう。向こうからしたら理想的な攻撃をされた。

 -野村が粘れず

 緒方監督 調子がよくないのは明らかだった。思うようなところに投げられていないのは分かったけど、先発で回る以上、6回、7回を目指してほしい。彼の持ち味は走者を出しても粘り強くというところ。動かれた、どうのこうのではなくて、思ったところに投げられていなかった。点を取られるな、じゃなくてね。点は取られてもいい。1点を取られても、また次の1点、というところが持ち味なわけだから。いろんな意味でらしくなかった。次回また、頑張ってほしい。

 -攻撃陣は

 緒方監督 モスコーソに球の力があるというのは何度も対戦しているし、分かっていたが。ボール球を振って助けてしまい、ひと回りは手も足も出ないという状況になってしまった。ただ、先頭が二塁打で出た回(4回)は、1点を取れたかなというところで、自分のなかでいろんな思いがあった。ただ2番、3番というのは、一番頼れる2人。1点、2点を目指してほしかった。まあ最後(9回)に、向こうもああいう継投をしてきたなかで意地は見せられたかな、というところ。うちは明日エースが投げる。連敗は早いうちに止めないといけない。強い気持ちを持って、逆の展開でもっていきたい。

 -守備のミスが目立つ

 緒方監督 今日も出たね。雨が降ったり寒かったりのなかでも集中力を持ってやってくれていると思うけど。守り勝つというなかで、当然やれるプレーだと思うので。ミスはつきものだけど、集中してもう1回やってくれると思います。うちの持ち味が出ていない、というような感じがするので。