開幕15戦目にして、ヤクルトの日本記録が途切れた。先発杉浦は6回まで無失点に抑えていたものの、1点リードをもらった直後の7回に崩れた。1死から代打セペダに四球。次打者の金城に中前打を許し、一、三塁とピンチを招いたところで降板した。ここまで万全だった救援陣も抑えられず、この回に3失点。8回にも3点を失った。前日11日まで、開幕から14戦連続で3失点以下に抑えてきた。1956年(昭31)に西鉄が樹立した開幕から13戦連続の日本記録を更新していたが、ここで途切れた。

 今季初の6失点は、全て四球が絡んだ。4投手で10与四球。真中満監督(44)は「(四球は)逃げていない。攻めているもの」と擁護したが、延長戦を除けば、12年8月17日の阪神戦(13個)以来の2桁与四球をマークした。高津投手コーチは「期待して送り出しているんだけど」と表情を曇らせた。試合前の防御率12球団トップ(1・56)の自慢の投手陣が自滅。逆転負けで、4カード連続の勝ち越しを逃した。真中監督は「次に切り替えてやっていきたい」。明日14日の広島戦(松山)で不穏な空気を断ち切ってみせる。【栗田尚樹】