阪神が2カード連続の勝ち越しを決めた。単独首位キープ。13日を挟み、14日からの9連戦に弾みをつけた。
中盤までは拮抗(きっこう)した試合展開だった。先発の村上頌樹投手(28)は立ち上がりから制球に苦しみ、毎回のように走者を背負った。2、3、4回は3イニング連続先頭打者の出塁を許すも無失点。本調子ではなくとも大崩れしないエースの風格を見せた。村上は6回7安打無失点で勝敗はつかなかった。
阪神も6回に2死二塁のチャンス。この試合初めて得点圏に走者を置いたが、近本光司外野手(31)の二遊間への当たりをヤクルト遊撃手長岡秀樹内野手(24)がダイビングキャッチ。0-0のまま終盤に突入した。
試合が動いたのは7回だった。1死一塁で佐藤輝明内野手(27)が先制の18号2ラン。好投していたヤクルト吉村貢司郎投手(28)からバックスクリーン右に鮮やかなアーチを描いた。さらに大山悠輔内野手(31)も左中間への12号ソロで2者連続アーチ。直前に3者凡退に抑えた最速163キロ右腕、工藤泰成投手(24)がプロ初勝利となった。



