広島の小窪哲也内野手(30)が、代打で適時打を放った。

 この日昇格したばかりの小窪は、6回1死一、三塁でロサリオの代打に起用された。2ボールから雨脚が強くなり、33分間の中断を経て再開した後の初球スライダーを右前にはじき返した。

 「中断して間が空いたが、狙い球を絞って打ちにいけた。ランナーがキク(菊池)だったので、外野フライでも点につながると少し楽な気持ちで入れた」。小窪の今季初安打がチームに貴重な追加点をもたらした。