ロッテ大嶺祐太投手(26)は今季初登板で、3回1安打無失点だった。

 同じ右の中継ぎである金森がインフルエンザに感染し、この日、出場選手登録を抹消された。代わって、大嶺祐が急きょ昇格。早速、出番が来た。

 2-4の4回から2番手で登板。3イニングを1安打無失点に抑えた。

 昨秋に右肘を痛め、今春キャンプは2軍スタートだった。キャッチボールを再開したのは、今年1月中旬。約2カ月、ノースローだったが、最速146キロと本来の力強い球が戻っていた。「ファームでやってきたことが出せました。(肘は)もう大丈夫です」と納得の表情を見せた。

 落合英二投手コーチ(45)は「いいですね。今日みたいな投球なら、十分。もしかしたら、先発として頼るかもしれない」と高評価。今後の先発起用の可能性を示した。