ヤクルトは16日、ウラディミール・バレンティン外野手(30)が米国で左大腿(だいたい)直筋肉離れの手術を受けたと発表した。

 バレンティンは4月24日の巨人戦で左太ももを痛め、今月13日に米国で再検査を受けるために日本を離れていた。全治は不明で、再来日の時期は未定。

 真中監督は「手術をしても、しなくても(復帰の)時期は変わらない感じだと聞いている」と話し、交流戦明けの復帰を期待した。奥村編成部国際担当次長は「本人がベストの選択をした。(米国の)先生のリポート待ち」と説明した。

 バレンティンは昨秋に左アキレスけんを手術。今季初出場となった4月24日の巨人戦で肉離れを起こし、翌25日に東京都内の病院で全治4~6週間と診断されていた。