仙台大の4番大坂智哉内野手(3年=青森山田)が、優勝に王手をかけるサヨナラ打を放った。「人生初です。1回打ちたかった」と声を弾ませた。

 3-3の9回裏1死二塁。東北学院大のプロ注目右腕・本田圭佑(4年=東北学院)の速球を中前に運んだ。前節まで打率2割5分8厘と苦しみ、大事な一戦で主砲の意地を見せた。

 仙台大は、18日の2回戦に勝てば2季ぶり4度目の優勝が決まる。