駒大が小刻みに得点を重ねて勝ち点2とし、4位で全日程を終了した。

 初回に相手の失策で1点を先制すると、3回には2死三塁から前田滉平内野手(4年=京都外大西)の左前適時打で追加点。6回には2死から青地功樹外野手(3年=駒大苫小牧)と高橋亮介捕手(3年=埼玉栄)の連続適時打でリードを広げ、9回にも前田の右前打で5点目を奪った。

 投げては高橋由弥投手(2年=岩国商)が9回4安打1失点で初先発初完投。昨秋日本一に導いた左腕エース今永昇太投手(4年=北筑)不在のまま、5勝7敗でシーズンを終えた。西村亮監督(40)は「東野が1戦目を守れたのは大きいが、それ以外の投手に出てきてほしかった。最後の試合で(高橋由が)いいところを出してくれた」と収穫を口にした。