日本ハムのジェレミー・ハーミッダ外野手(31)が8日、左手舟状骨(しゅうじょうこつ)結節不全骨折のため出場選手登録を抹消された。

 この日、チームより先に北海道へ向かい、札幌市内の病院で精密検査を受けて診断された。2、3週間は患部を固定し、ゲーム復帰まで6週間を要する見込み。石黒チーフトレーナーは「とりあえず(明日9日以降は)札幌で様子を見ます」と、説明した。

 打撃不振で5月25日に降格していたハーミッダは5日に出場選手登録されたばかりだった。1軍復帰初戦となった6日阪神戦(甲子園)の2回の攻撃中、一塁ベースへ帰塁する際に左手親指の付け根付近をグラウンドに強打。試合出場を続けていたが、患部の違和感が続いたため、6回の守備から途中交代。前日7日の同カードはベンチ入りも欠場していた。