ソフトバンク工藤公康監督(52)が4戦勝ちなしの大隣憲司投手(30)にメスを入れた。8日、福岡・西戸崎合宿所で練習を視察。片方だけ重りがついたダンベルを持たせ手首の使い方を助言した。

 大隣は「(リリース時に)手首が寝ているので立つようにやってみたらどう? と。寝るとボール1個ズレる。思う部分はある」とさっそく挑戦。大隣、中田、武田と昨年の日本シリーズで負けていない投手を並べ勝ち越しを狙う監督は「相手にとっては嫌なイメージだろう」と期待した。