ソフトバンク工藤公康監督(52)が30日、福岡市の西戸崎合宿所を訪れ、右肩の筋疲労でリハビリ中の松坂大輔投手(34)から経過報告を受けた。

 同監督は早朝に都内から空路で移動。投手練習や若手選手を熱心に指導し、練習を終えた松坂とも対話した。「経過を聞いた。ここまで上がってきています、と。おれも経験があるが、投げられない時は投げられないもんなんだよ。無理をすれば、同じことになる。無理をする必要はない。いつまでに投げるとか考えず、自分が良くなるまではね。焦りもあるだろうし、一番キツイのは、アイツなんだよ」と思いやった。松坂は右肩の調子が上がらず、キャッチボール中心の調整が続いており、ブルペン入りのメドは立っていない。