投手陣の整備を急ぐ中日がメジャー21勝左腕と契約合意に達したことが9日、分かった。

 インディアンスで中継ぎとして338試合登板の実績があるドミニカ共和国出身のラファエル・ペレス投手(33)。先発、中継ぎともに経験豊富で、左腕不足の中日には願ってもない存在になりそう。左肘痛で離脱中のバルデスに代わる先発として起用される見込みだ。

 ペレスは一両日中に来日予定。身長191センチの長身。直球は140キロ前半で、スライダー、チェンジアップなどを低めに投げ分ける。球団はペレスと並行し、独立リーグ四国IL・香川の右腕ドリュー・ネイラー(29)の獲得も検討中だ。