巨人内海哲也投手(33)が15日、14日に死去した高橋一三さん(享年69歳)をしのんだ。若手時代、同じサウスポーの高橋氏から指導を受けて飛躍を遂げた内海は、球団広報を通じて感謝の思いを発表した。

 「訃報を聞き本当に驚いています。私が巨人に入団した2004年に高橋一三さんが2軍監督に就任されました。1年目に思うようなボールが投げられずにプロの壁の高さを痛感していた時、高橋監督からチェンジアップの握り方、投げ方、投げる心構えなど直接指導していただき、今では自分のウイニングショットになっています。物静かな方でしたが打たれた時、けがをした時、どんな時でも優しく、温かく包んでくれました。今もまだプロ野球選手として続けられているのは高橋監督のおかげです。本当に感謝しています。自分自身、今年は苦しんでいますが教えていただいたチェンジアップではい上がってみせます。見てて下さい」。