楽天大久保博元監督が審判団の判定をめぐり、退場ギリギリのせめぎ合いを展開した。

 7回のクロスプレーだった。1死一塁で後藤の右安打をオリックスT-岡田が後逸。これを受け、一塁走者のペーニャが一気に本塁を狙った。しかし三塁を回ったところで転倒。1回転し、再び走りだす。その間に中継プレーでボールは本塁へと戻ってくる。ペーニャがスライディングすると同時に、捕手伊藤が捕球したが、衝撃で白球はミットからこぼれた。

 判定はアウト。次の瞬間、大久保監督は思わずベンチを飛び出した。退場の目安となる5分手前となる約4分間、論理立てて確認した。

 大久保監督 アウトの後に失神して落としたと言われた。ならば外野手だったら捕球した後にフェンスにぶつかったらどうなの? と。そうしたら落球でセーフになると言った。おかしいでしょ。