和歌山箕島球友会が、2年ぶり3度目の優勝を飾った。

 2点を追う6回に同点に追い付くと、1番平井徹外野手(24=別府大)の一塁内野安打で勝ち越した。

 平井は7回にも2点適時三塁打を放つなど、3安打3打点の活躍。通算4割4分4厘で首位打者賞を獲得した。明豊(大分)ではソフトバンク今宮の同期で、春夏3度甲子園に出場。「高校時代はベスト8が最高でした。殻を破れたと思う」と喜んだ。

 最高殊勲選手賞は、9回8奪三振2失点で完投した寺岡大輝投手(22=大産大)が獲得した。