広島が12日の阪神戦でのビデオ判定を巡って、試合後にNPBに問い合わせていたことを明かした。

 延長12回に田中が放った打球はフェンスオーバーして進入防止柵にあたって跳ね返ったようにも見えたが、ビデオ判定でもインプレーで三塁打とジャッジされた。東責任審判は試合後、進入防止柵の存在を認識していなかったと話していた。鈴木清明球団本部長は「入っていると思う。どういう判断でジャッジをしたのか、疑問に思ったので昨日帰ってすぐに問い合わせた。もし本当に進入防止柵があるのを知らなかったとすれば、それは怠慢ではないか」と疑問を呈した。